秋葉原小林歯科クリニック

  東京都千代田区神田
     佐久間町1-26

     03-3255-6480

     小林 昭彦

 

交通事故・外傷性歯科疾患の診査

歯科診療所における通常の診査のみでは不足で、交通事故・外傷の特殊性に応じた診査が必要となります。

(1)場合によっては、緊急処置(破折下前歯の一時的補修、動揺歯牙の固定、自発痛の緩解

(2)受傷前の口腔状況および受傷状況問診

(3)全身状態および一般的な歯科診査に、さらに下記の特殊診査

    歯周精密検査 個々の歯の動揺度、歯肉の傷、顎骨の骨折、・

    歯牙精密検査 破折、マイクロクラック(歯の微細な破折線)、

    補綴物診査 既存の歯科治療の状態とその損傷

    咬合診査 上下歯牙の噛み合わせの偏位

    顎関節診査 左右顎関節の機能異常、雑音、痛みなど

(4)診査結果説明、今後の診療の方向の説明、複数の治療方法について説明

(5)(4)を文章にした「治療計画書」を患者さまに発行。

(6)必要に応じて、診断書、意見書などを発行。

 

○インプラント治療における診断・治療計画の重要性

 歯牙喪失部位の顎骨に、インプラントを埋入するという医療行為は、十分な術前診査、診

断、治療計画を前提に、より適切な治療が担保されることとなります。さらに、事故外傷にあ

っては、通常の診査・治療手順・インプラント選択と異なる事情が存在いたします。すなわち

、歯周病や虫歯で歯牙を喪失した場合および虫歯で歯牙の一部に穴が開いたり破折を生じ

た場合とは異なる要因が存在します。それは、事故の瞬間に大きな外力が当該受傷部位お

よび周囲(歯槽骨・左右の隣在歯・対合歯・顎骨・顎関節・神経・口唇・舌・皮膚など)に働い

ていた可能性があります。この為に、将来の新たな症状発現も視野に入れた治療計画が必

要となります。

 

1)フェースボウトランスファー、チェックバイト、上下顎シリコン印象による半調節性咬合器

上に診断用模型およびワックス模型を作製しマウンティングいたします。

 

2)現状の歯牙喪失、歯周組織(骨や歯肉など)の喪失状況を精密な実物大模型(診断用模

型)で、ご理解いただくと同時に、如何様にこれら失われた歯牙および歯周組織を復元する

かを(ワックスアップ模型)で提案させていただきます。

 A患者様:現状の診断用模型 A患者様:歯を削ったりインプラント治療を行う前に、最終的な治療のゴールを再現した咬合再構成模型。
ワックス模型 インプラントを含んだ最終ゴールを、術前に提案する咬合再構成を伴うワックス模型。
   

 

 

 

 

3)これら2つの模型は、受傷後の現在の状況と将来の目標とする治療のゴールを事前に示

すこととなります。

4)さらに、エックス線造影剤を含んだ診断用ステントを作製し、このステントを口腔内に装着

した状態で、CT撮影を行うことが必要となります。

CT撮影用診断用ステント

5)CT撮影結果は、平面的なフィルムのみではなく、3D(立体)画像として再現します。

シンプラント

6)さらに、残存骨の形状および骨量を立体的に把握するとともに、4)にて説明いたしました

診断用ステントの不透過像(レントゲンをとさない白色像)により、後に復元する人工歯に対

応した適切なインプラントの位置および三次元的方向、長さ、太さ、形状が、シュミレーショ

ン可能となります。

7)このCTによる術前のインプラント埋入シュミレーションを患者様に示して、治療上のリス

ク、問題点なども説明させていただくこととなります。

CTインプラント術前シュミレーション 3D画像 インプラント

 

 

8)さらに、このシュミレーションのデータから、サージカルステントを作製し、実際のインプラ

ント埋入手術に際して、骨のドリリングの三次元的位置、方向をより適切にガイドし、より安

全短時間に手術が進行するように利用いたします。

 

サージカルガイド

Materialise社

2010年9月17日更新

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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